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基礎知識・コラム

2019/03/19

中古太陽光発電所の基礎知識!日射量と発電量について

基礎知識

先日の記事では、日射強度・日射量・日照時間についてお話ししました。今回はそれらについてもう少し詳しく掘り下げてみたいと思います。

日射強度の単位(1kW/m2)を具体的に説明すると、1㎡の面積に当たる降り注ぐ太陽光エネルギーの強さが1kWということになります。光の強さに電気の単位を用いるのは太陽光発電業界ならではですね。ちなみに、ジュールだと3.6MJ、カロリーやBtuといった単位を用いることがあります。

日本の日射強度は、直射日光だと最大で1kW/m2くらいです、空気の澄んだ高い場所とかになると1kW/m2を超えてくることがあります。

太陽光パネルは1kW/m2の日射強度に対する出力で定格が定められています。温度など他の要素もありますが、パネルの定格は大体最大出力ということになります。

 

日本の一日の平均日射量は3.5kWh/m2と言われています。日照の時間帯や太陽の位置にもよりますが、直射日光が3.5時間ほど照った時のエネルギー量に相当するということです。

この日射量を元に、最大出力320Wのパネルで発電したとなると、1日の発電量は320×3.5=1120Wh、つまり1.12kWhくらい1日に発電するという計算になります。太陽光発電所は多くの場合、太陽光を多く取り込むためにパネルに角度をつけて設置していますので、実際には発電量は上の計算よりも多くなります。

前回でも触れましたが、曇っているときくらいの天気の時の日射強度が0.12kW/m2くらいになります。

 

中古太陽光発電探しはパネルの出力も参考にするのがオススメ

発電量を大きく左右するのが太陽光パネルの質です。日照に優れた場所でもパネルの出力が落ちると、発電量は大きく見込めなくなります。セカンドソーラーで掲載している中古太陽光発電所は全てパネルメーカーが掲載されていますし、その品質も厳しくチェックされたものを載せていますので安心です。