2012年の固定価格買取制度が始まって以降、再生可能エネルギーへの投資に注目が集まっています。その中でも太陽光発電への投資は儲かるという話をよく聞くようになりました。たしかに太陽光発電は投資をする上で安定して発電でき収入も基本的に20年間途絶えることはないので儲かりやすいシステムになっています。
ですが、これは20年間何も起きずに発電し続けた場合に限ります。
地震大国と呼ばれる日本ですのでいつどこで自然災害が起きてもおかしくない状態と言えるでしょう!
2018年北海道地震による影響はどうだったのか!?
2018年9月に北海道にて大地震が起きました。これによる太陽光システム自体に影響はございませんでしたが売電システムに影響が出てきてしまいました。
地震の影響で火力発電が停止してしまい大規模停電が発生。そこから、電力の需要供給のバランスが崩れてしまい売電が停止されてしまったのです。この理由として、太陽光売電をしていく上で送電網を使わなければなりません。北海道の電力はほとんどのエリアを1社の送電網でカバーされていたのですが、送電網が使えなくなってしまったことで故障につながることを恐れ太陽光発電が自動的に切り離されってしまったということにあります。
このように直接的ではないものの地震によって大きな影響が出てしまいました。
売電停止期間は1週間と結構な期間かかってしまったことから売電停止期間の対策も重要になってくることが伺えられるかと思います。
太陽光投資の際は自然災害に対応した保険に加入しましょう!
〇設備破損による保険
台風や火災、人為的な損傷など太陽光パネルが割れたり機能しなくなったりする場合が出てくる可能性がございます。この場合設備破損による保険に加入することでカバーすることが可能です。
〇休業補償保険。
上記に紹介した地震のケースに見られるように何らかのトラブルで止む無く売電を停止させられた場合の収入減をカバーする保険もございます。
投資をする際はもしものことを想定しカバーできるようにしておいたほうがいいでしょう。