太陽光投資は国から売電収入を得ることで投資として成立させております。
今回はその売電収入をアップさせるテクニックをご紹介させていただきます。
〇過積載で売電収入アップ!!
「過積載」?と思われた方もいらっしゃるかと思いますので、過積載について簡単に述べますと「太陽光パネルをパワーコンディショナの容量を超えて設置する」ということになります。具体的に言うと49.5kWのパワコンに対し70kWの太陽光パネルを設置するということになります。
では、どうして過積載をすることで売電収入が上がるのでしょうか。
まず、発電に関してパワコンのピークカットが肝になってきます。過積載時、真夏の猛暑といったような太陽光発電の発電量がもっとも多くなる時間帯では太陽光パネルの発電量がパワーコンディショナの容量を超えると無駄な部分が発生してしまうことがあります。
ですが、過積載を行ってもピークカットラインを超えるほど発電量が増えることはあまりなく太陽光パネルを増やしているためピークカットの時間帯以外に全体としての発電量は増加します。これが「過積載」を行う最大のメリットなのです。
ただし、パネルを増やす分費用が掛かってしまったり認定後パネル増設をするとペナルティを受けることがあったりと知識がないと損してしまうこともありますので注意は必要です。
〇メンテナンスを定期的に行う
太陽光投資はFIT期間の20年間で収益を出すというやり方のため設備自体も20年間使い続けることになります。設備のどこかしらに異常が出てしまうとその分発電量自体も落ち収益がうまく出せなくなってしまいます。
具体的な例を挙げると
・台風や野生動物の影響で、太陽光パネルが割れてしまう
・経年劣化で漏電等が発生してしまう
こういったところでしょうか。定期的なメンテナンスを行わないと気づかないうちに発電量が落ちもったいないことをしてしまっている可能性があります。費用は掛かってしまいますがこういったランニングコストを惜しまず収益を出すために最優先の投資を続けていくのが大事になってくるかと思います。
今回は売電収入をアップさせるテクニックをご紹介させていただきました。過積載に関しては投資を始める前のことになってしまいますが少しでも知識として持っていただければいいかと思います。