前回までの記事で太陽光発電全般への投資について書きましたが、今回は1歩踏み込んで土地付き太陽光発電への投資というテーマで書きます。
■土地付きとは?
太陽光発電といえば、屋根の上に並べられたものをイメージする方が多いと思います。
土地付き太陽光発電とはその名の通り、太陽光発電設備と、設備が設置してある土地がセットになったもので、地上に設置されるもののことです。
土地は賃貸の場合と、購入する場合の2通りあります。
自宅の屋根に設置したいけれど屋根の形状が適していない人や、土地を持っていないので投資ができない人におすすめの商品です。
土地付き太陽光発電の特徴として、定期的なメンテナンスや各種保険がセットになって販売されている物件が多く、購入から稼働までスムーズに流れることが人気の理由の1つとして挙げられています。
■土地付きと土地なしの違い
土地が付いている方が良いのか、付いていない方が良いのか、これは一概にどちらが優れていると断言することはできません。
土地を所有しているかどうかなど、個人の事情によって様々です。
土地を所有している場合
太陽光発電設備を設置できそうな広さの土地を所有している場合は、太陽光発電設備を設置するための支出は主にパネルやパワーコンディショナー、配線類などの機器代や工賃などで済みます。
また費用のほとんどを借り入れで賄うことが可能です。
土地を所有していない場合
土地を所有していない人が地上に太陽光発電設備を設置するためには、土地や施工業者を探すための豊富な知識や経験が必要になるので、初めて太陽光への投資を行うという方にはかなり高いハードルが待ち構えています。
土地付き太陽光発電では土地と設備がセットになって販売されているので、土地を探しに行く手間や煩雑な手続き等の悩みが解消されます。
さらに魅力的なのは、現在よりも売電価格が高い年度に申請されたものを購入できる可能性があるという点です。
土地を所有していない方や屋根への設置が難しい方は、土地付き太陽光にも目を向けてみると魅力的な物件に出会えるかもしれませんね。