太陽光投資において遠隔監視装置は必要不可欠なものとなっております。太陽光発電を運用していく上で自然災害が大きな敵となるのですが、その際に起きてしまう異常にも遠隔監視システムで気づきやすくなっております。そんな遠隔監視システムには大きく分けて2種類ございます。今回は2種類の遠隔監視装置についてとそれぞれのメリットデメリットについてご紹介させていただきます。
○2種類の遠隔監視装置について
・CTセンサーによる計測で監視をする方法
「CT」とは電流量を測定するための端子のことで「CTセンサー」とは測定器のことを言います。この「CTセンサー」の計測で監視する方法とはパワーコンディショナから電力系統へ送電するための電線に取り付けて、電流値や発電量を計測するというものになっております。
メリット:
1.リーズナブルな価格
2.パワコンのメーカーに縛られることが少ない
3.簡単に設置が可能
デメリット:
1.取得できる情報が比較的少ない
2.1台で複数のパワコンを監視する場合、1台ずつのエラーを見ることはできない
3.異常があった際の原因の特定が難しい場合がある
・パワコンとの通信で監視をする方法
通信機能付きのパワコンと「RS-485」などの方式で通信をして、さまざまな情報を得る方法になっております。このRS-485は通信規格の種類となっており、電子機器間のデータ通信を低遅延で行うことが可能となっております。リアルタイム制御に向いておりますので、産業機器での利用が多いのが特徴となっております。
メリット:
1.発電が停止してしまった際に原因の予測や特定がしやすい
2.パワコンの稼働状況や故障してしまった際も分かりやすい
3.発電量など多くの情報を得やすい
デメリット:
1.CTセンサーで計測するよりも導入費用が高くなる
このように、2種類の監視装置それぞれメリットやデメリットがございますので、発電所や資金繰りの状況から検討してみてもいいかもしれません。
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