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基礎知識・コラム

2021/04/17

インボイス制度によって太陽光投資は影響を受けるのか??

基礎知識・コラム

2023年に導入されるインボイス制度ですが、皆様はご存知でしょうか?

○インボイス制度について

インボイス制度とは2023年10月31日に導入される「適格請求書等保存方式」のことを言います。インボイスとは請求書のことを指します。「適格請求書」等を保存して申請すると、消費税の仕入税額控除を受けることができるものとなっております。このインボイス制度が導入されるようになったのが軽減税率の存在です。軽減税率が理由で8%のものと10%のものが混在している状態となっておりますので、それを請求書を発行することで明確に区分するというのがインボイス制度となっております。

インボイス制度の対象は、一般消費者ではなく事業主となっております。太陽光発電所事業者は、太陽光発電の事業主となるので、対象者となるかの判断をする必要がございます。

○インボイス制度によって太陽光投資が影響を受けることはあるのか?

先に結論から申し上げると2021年現在ではおそらくインボイス制度の義務が生じる、太陽光発電事業主の方は少ないと考えられています。インボイス制度の対象となるのは基本的には消費税を納税している事業主です。年間売上が1000万円を超える事業主の方は、課税事業者となり消費税納税対象となります。

太陽光発電事業主では高圧事業主や低圧の太陽光設備を複数所持している人が対象となり、この場合年間売上が1000万円を上回っている場合が多く、インボイス制度を活用することでメリットを感じる事業主となります。

ですので、太陽光投資をしていく上でインボイス制度は影響を受けるというよりは利用することでメリットを感じる方の方が多くなるかもしれません。

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