太陽光投資をしていく上で抱えたくないトラブルの1つとして「出力抑制」がございます。出力抑制はいつどのタイミングでかかるのかがわからないですし、事前に対策をしてどうにかなると言う問題でもないので、最低限抑制がどのようにして抑制かかるのかと言うところを知っておくことで少し不安をとることはできるかと思います。今回は出力抑制のかかる順番・タイミングいついてご紹介いたします。
○太陽光投資で出力抑制がかかる順番、タイミングとは???
出力抑制には他のさまざまな発電力も考慮して順番が存在するようです。
経済産業省資源エネルギー庁の資料で電力広域的運営推進機関の送配電等業務指針がありますのでそれを基に見てみましょう。
・発電設備の故障、需要予測・発電予測などで、電力会社管内の電力が供給過剰と見込まれる場合
1.電力会社が調整力として予め確保した発電機の出力抑制、及び揚水運転
2.電力会社からオンラインで調整ができる発電機の出力抑制、及び揚水運転
・上記対策を講じた上でも供給過多が生じる恐れがある場合
1.電力会社からオンラインで調整できない火力電源等の発電機の出力抑制、及び一般送配電事業者からオンラインで調整できない揚水式発電機の揚水運転
2.長周期広域周波数調整
連系線を介して他電力会社区域への供給により下げ調整
3.バイオマス専焼電源の抑制
地域資源バイオマス発電を除くバイオマス専焼発電の出力抑制
4.地域資源バイオマス電源の出力抑制
5.自然変動電源の出力抑制
太陽光発電、風力発電の出力制御
6.電力広域的運営推進機関による措置
7.長期固定電源の出力抑制
原子力・水力・地熱発電の抑制
(参照:自然エネルギー庁「再生可能エネルギー固定価格買取制度ガイドブック」
(参照:電力広域的運営推進機関「送配電等業務指針/業務規定」
このように太陽光発電は5番目に抑制にかかることになります。順番としては後ろの方にはなりますが抑制はそれでもかかりますので、「抑制保険」に加入してしっかり対策をした上で投資をしていきましょう。
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