震災や洪水はいつどのタイミングで起きるかわかりません。そういった緊急時にどのような対応をするべきか決めておく必要がございます。それがBCP対策です。
BCP(事業継続計画)とは、企業が自然災害、大火災、テロ攻撃などの緊急事態に遭遇した場合において、事業資産の損害を最小限にとどめつつ、中核となる事業の継続あるいは早期復旧を可能とするために、平常時に行うべき活動や緊急時における事業継続のための方法、手段などを取り決めておく計画のことです。(参照:中小企業庁「中小企業BCP策定運用指針」より)
ですが、このBCPの活動をしていく上で重要になってくるのが、「非常用電源」です。つまり、使える電気量が限られてしまっているということになります。
BCP発動初期の段階で、通信機器の維持は事業継続をしていく上でかなり重要なものとなります。
通信機器の維持のためには、電話機や携帯電話、PCの電源を確保しておく必要がございます。社内の安全確認、取引先への連絡ができないことには事業を継続することができないといえます。
通信をするための回線も電気を使用するため、こちらについても電源の確保が必要になります。
業務に必要なシステムを動かしていくにはデータベースに供給する電源も必要です。
以上が、確保しておきたい通信機器になります。他にも空調や照明など、非常時に電源が必要になる場面が多々出てくると思います。そんな時のために事前にBCPを策定することをおすすめいたします。
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