2022年より始まるFIP制度には「インバランス」が含まれており、このインバランス料金は日本卸電力取引所の「スポット市場と1時間前市場の加重平均値」に大きな影響を受けます。
今回はこの2つの市場の特徴についてご紹介いたします。
スポット市場は翌日の24時間分を取引する市場のことを指します。ここでは1日:24時間を30分単位に区切った48商品の取引を行っております。小売電気事業者等は需要(発電)計画に対し、追加調達が必要な電力購入量や、余剰分を整理するための電力売却量を確認して入札します。この場合、調達量や発電量に余裕があれば「売る」、不足があれば「買う」というように需要(発電)計画の調整をすることができます。
毎日17時から翌日の取引をすることができ、各商品について受渡しの1時間前まで取引ができる市場となっております。こちらもスポット市場と同様に48商品の取引になりますが、スポット市場では1日の取引を一斉に行い、1時間前市場では商品(30分)ごとの取引になります。当日の急激な気候の変化や発電トラブル等の要因で需要と供給の過不足が生じた場合における調整場所としての役割を持っております。
以上の2つの市場は計画と実績の差分を調整できる場でもあります。この差分が生じそうな場合、市場を調整するためにうまく活用すると同時に市場の傾向に気を配りながらインバランス料金を予測していくことが望ましくなってくるでしょう。このことで、インバランス料金の請求に備えた資金の準備をすることが可能になります。
上記のような市場によりインバランス料金が決定してきます。FIP制度を利用していく上で知っておきたい事項になってきますのでしっかり把握をしておきましょう。
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