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基礎知識・コラム

2021/01/12

なぜ、業者はkW単価で表記をするのか??

基礎知識・コラム

太陽光投資を始めたいという方は基本的に掲載されている物件を見ることになるかと思うのですが、その際に「kW単価」が表記されているところを多く見かけるかと思います。大体の知識がある方であればなんとなくの想像ができるかもしれませんが、実際に太陽光投資が初めてという方は「kW単価って何?」「なぜkW単価で表記をしているの?」という疑問が出てくるかもしれません。今回はそう言った方向けに業者はなぜ「kW単価で表記をするのか?」についてご紹介させていただきます。

○kW単価とは??

まず、kW単価とは“1kW発電させるのに、導入費はいくら必要か”がわかる表記になります。kW単価は「太陽光発電所の総額導入費」を「発電所の発電量」で割ったもので、「システム単価」と呼ばれることもあります。

余談ですが似たようなワードとして「売電単価」がございます。これは、1kWあたりの売電単価の事を指します。「kW単価」と同じにされやすいですが意味が変わってきますので注意しましょう。

○なぜ業者はkW単価で表記するのか?

まず、太陽光発電所の大きな特徴として、設置場所の条件も違えばパネルの枚数、部材もそれぞれ違うという点がございます。ですので、結果的に発電量や導入費用が変わってきます。

そこで、kW単価で表記することにより他社との比較がしやすくなりますので、適正価格であるのかどうかがわかりやすくなっているということです。

○これを利用した落とし穴に注意!!!

上記のようにkW単価で比較するということは問題ではありませんが、注意していただきたいのは単価が安くても発電所の条件が合ってなければ意味がありません。kW単価がもし安くても蓋を開けたら「電力負担金が含まれていない」「土地代金が含まれていない」などのトラブルもございますので、選んだ業者のkW単価表記の信憑性はあるのか事前に見極める必要はあるかもしれません。

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