自家発電型の太陽光発電設備を設置するにはどうしても様々な条件が入ってきてしまいます。もし、自家発電型の太陽光発電設備を設けるための条件が揃わない場合は「自己託送制度」を利用することになるかと思います。まず、自己託送制度とはどのような制度なの見てみましょう。
○自己託送制度について
自己託送制度とは、遠隔地に設置した太陽光発電の電気を電力会社の送配電ネットワークを利用して、自社の建物やビルや工場に電力を供給することをいいます。つまり、自社から遠いところで太陽光発電所を設置してもその電力を自己託送制度を利用することで自社で消費できるという制度になります。
○自己託送の電気料金について
そんな自己託送制度を利用するには電気料金が発生いたします。この電気料金は、契約する電力会社・契約内容によって異なります。
今回は九州電力の高圧の接続送電サービスはどうなっているのかみていきましょう。
○接続送電サービス料金
■高圧
・高圧標準接続送電サービス
基本料金 456.50円/1kW(料金単価)
電力量料金 2.71円/1kWh(料金単価)
・高圧時間帯別接続送電サービス
基本料金 456.50円/1kWh(料金単価)
電力量料金
昼間 3.01円/1kWh(料金単価)
夜間 2.32円/1kWh(料金単価)
・高圧従量接続送電サービス
10.19円/1kWh(料金単価)
・ピークシフト割引
390.50円/1kW
参照:認可を受けた託送料金単価
以上、九州電力の高圧の接続送電サービス料金についてご紹介いたしました。もし、自己託送制度をご利用の際はこの記事または上記リンクをご参照ください。
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