太陽光投資をご検討の皆さまO&Mというワードをよく見かけるかと思います。O&MとはOparation & Maintenance の略を言います。2017年にFIT法が改正されメンテナンスが義務化されました。今回は太陽光発電のO&Mはどのようなサービスなのかご紹介させていただきます。
Opration : 運用管理
運用管理とは発電ロスを生み出さないように管理する業務のことを差します。
〇発電量の管理
発電量の管理は業者によって違いはありますが、多くがO&M業者の専用のアプリで発電量を確認してくれたり、設備の電力メーターで確認してくれたりなど、O&M業者が発電量を監視してくれます。
〇発電量監視システム
発電量監視システムの主な機能は「発電量の表示」「発電量の記録・保存」「異常発生監視」の3点になります。
〇有人監視
有人監視を行うことで上記の監視体制で出来ない部分を補填することが可能です。例えば、異常発生監視の場合、落雷や台風といった災害で監視装置そのものが壊れてしまう可能性も考えられますので有人での監視体制があれば安心かと思います。
〇障害時の復旧作業
遠隔監視システムで災害によって異常を検知した際に駆けつけて復旧させることが必要になってきます。緊急の対応をさせるためにも、対応エリアが近いO&M業者を選んだ方がいいでしょう。
Maintenance : 保守点検
太陽光発電設備を正常に動作させるために「保守点検」と「発電設備維持」を目的としております。
〇保守点検
太陽光発電設備の安全性を保つために、機器の損傷・腐食、摩耗がないかという定期的な点検を行っております。
〇サイト管理
サイト管理とは太陽光発電設備が設置してある敷地・用地全体の管理のことを言います。発電効率を上げる為に太陽光パネルを洗浄したり、除草作業を行う必要があるのですが、太陽光パネルを壊してしまう危険性や感電のリスクがあるので、こちらの作業はなるべくO&M業者に任せた方がいいかと思います。
以上、O&M業者のサービスについてご紹介させていただきました。20年間太陽光投資をしていく上でさまざまなトラブルが起きる可能性があるかと思います。そういったトラブルに備え、投資を始める前にO&M業者について調べておいたほうがいいかと思います。