今年(2019年)6月にFIT法(固定価格買取制度)の終了を検討しているといった報道がでて現在もこの議論は進行中と言われております。FIT制度は2012年から現在の太陽光投資の収益を出すと言った点において大きな存在だったと言えるかと思います。ですが、このFITが終了したのちにくるのではないかと言われているのがFIP制度になります。このFIP制度は大きく3つに分けることができますので今回はその3種類のFIP制度についてご紹介させていただきます。
●FIP制度とは
まず、FIP制度について。このFIPは「Feed-in Premium」の略であり、簡単な例であげますとオークションのような形で売電単価を決めると言ったような制度になります。
では、この3種類のFIP制度について見ていこうと思います。
〇プレミアム固定型FIP(上限・下限付)
プレミアム固定型FIP(上限・下限付)は、卸電力価格とプレミアム(割増金)を合計した価格に上限と下限を設定する点が特徴になります。卸電力価格が上限と下限の範囲内にある場合は定額のプレミアム分が上乗せされ、上限値を超える場合はプレミアム分が上限でカットされます。また、卸電力価格とプレミアム価格の合計が下限を下回った場合は、下限の価格までプレミアム分が加算されるといったものになります。
〇プレミアム固定型FIP
プレミアム固定型FIP制度においては、電気の市場価格が上下することとは関係なく、常に定額のプレミアムが賦課されることが特徴といえます。
〇プレミアム変動型FIP
プレミアム変動型FIPは、卸売電価格の変動に応じて上乗せする金額が調整され市場価格とプレミアム金額の合計額を一定に維持することが特徴です。つまりは、卸電力価格の上下に対応して賦課されるプレミアム金額が変動することになります。
以上、3種類のFIP制度についてご紹介させていただきました。FIT制度が終わろうとしている今、今後の動向を見ていく上で必要な情報になってくると思いますので参考にしていただけると幸いです。
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