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基礎知識・コラム

2020/04/04

入札制度とはどのような仕組みになっているのか?

基礎知識・コラム

先月23日に2020年度FIT買取価格が発表されました。詳細につきましては下記記事にて書いておりますのであわせてご覧ください。

記事:2020年度太陽光FIT価格が決定

上記リンクの記事にもある通り、250kW以上の太陽光発電所は入札制度の対象となりました。この入札制度は以前からあった制度ではあるのですが、いったいどのような仕組みになっているのかご紹介させていただきます。

 

1、入札をするための手続き

まず、再生可能エネルギー電子申請システムで太陽光発電の事業計画書を作成します。
次に事業計画書とその他の必要書類・必要事項を記入して、最初に手続きを進めるのがFIT認定申請になります。
このFIT認定申請で低炭素投資促進機構が事業者に入札参加の資格があるのか審査をします。(入札資格の審査結果は低炭素投資促進機構からメールで通知されます。)
次は、事業計画認定書とFIT認定申請で提出した書類を、紙媒体で設備設置場所を管轄する地方経済産業局へ送付します。そして、最後に入札システムから入札案件登録を実施し入札IDを取得します。

 

2、入札から落札まで

低炭素投資促進機構から入札資格の参加ありと判断されたら保証金を支払ったうえで入札へ進みます。入札募集受付を締め切った後、低炭素投資促進機構で落札者と買取価格が決定されます。

 

3、落札後

落札できた事業者は、低炭素投資促進機構からのメール通知とホームページ上で公表されます。2回目の保証金を支払った後に必要な手続きは、FIT認定申請の補正申請になります。必要に応じて事業計画の補正し、最初におこなったFIT認定申請時に電力会社の接続同意書を提出していなかった場合はこの補正申請のタイミングで提出をします。

以上が入札の仕組みになります。利益率に関しましては、それぞれですので断定してはいえないのですが、やはり入札よりは固定価格買取の方がいいと言えるかと思います。もし、2020年度のFITでいい物件が見つからなかった場合はぜひ中古太陽光での投資を検討してみてはいかがでしょうか?

 

 

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