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基礎知識・コラム

2021/07/11

これからの太陽光投資FIPを理解しましょう!!

基礎知識・コラム

太陽光投資も転換期を迎えようとしております。今までの太陽光投資はFIT(固定価格買取制度)の制度を利用することで安定した投資をすることができておりました。ですが、昨年よりFITの抜本的な改革が始まってきており、現在(2021年)では産業用太陽光発電の全量買取が50kW以上250kW未満のみとなってしまい、買取幅が狭くなってしまい、投資として考えることが難しくなってきてしまいました。この流れで行くとFITは廃止へと動いて行ってしまうことが想定されます。

このFITに代わるものとして出てくるのが「FIP」と言われております。

○これからの太陽光投資FIPについて理解しましょう!

まず、FIPとはなんなのかご紹介いたします。

FIPとは「Feed-in Premium(フィード・イン・プレミアム)」の略で、太陽光発電など再生可能エネルギー発電事業者が、市場価格で売電する場合に、割増金(プレミアム価格)として補助金を上乗せする方式となっております。

このFIPには3種類ございます。

・プレミアム固定型

電気卸市場価格に固定されたプレミアムを付与される

・プレミアム固定型(上限・下限つき)

市場価格とプレミアムの和に上限と下限をしたもの

・プレミアム変動型

電気卸市場の上下に応じて、付与するプレミアムが付与される

実際に欧州ではこのFIPを導入している国が多数ございますので、事例をみていきたい場合は導入国の例を見ていくことでFIPがどういった制度なのかは理解しやすくなってくるかと思います。

以上からわかる通りFIPは再生可能エネルギーの自立を後押しし、完全自由競争するものとなっております。ですので、今後太陽光投資のあり方が変わってくることが考えられます。

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