前回の記事では改正FIT法施行を前に太陽光発電についての基礎知識を調べました。
今回は一歩踏み込んで太陽光発電事業を始めるにあたってのメリットとデメリットについて調べてみました。
前回の記事はこちら
■太陽光のメリット
▼経済的な利益を得られる
太陽光発電所を設置することのメリットとして1番最初に思いつくのは利益を得られることです。
屋根に設置したものなら電気代を安く抑えることができますし、野立てのものなら初期費用を回収した後のほとんどの売電収入は利益とすることができます。
▼環境に優しい
太陽光は再生可能エネルギーと呼ばれるエネルギーで、発電の際にCO2をほとんど排出しないことや半永久的に繰り返し使用できるクリーンなエネルギーです。
地球に太陽の光が降り注ぐ限り、いつまでも発電を続けることが可能です。
▼非常用電源として使える
近年私たちの生活環境を一変させてしまうような大規模の自然災害が相次いで発生しています。
災害によりライフラインが分断されてしまっても、太陽光発電所に異常が発生していない限りは発電を継続できます。
■太陽光のデメリット
何事にもメリットがあればデメリットがあります。
メリットとデメリットは表裏一体なのです。
▼初期費用が高額
まずはなんといってもこれでしょう、導入する際の初期費用が高いです。
発電設備の規模にもよりますが、数十万円から数千万円にもなります。
▼天候の影響を受ける
太陽光発電では、当たり前ですが太陽光が照射している間だけ発電ができます。
太陽が沈んでいる夜の間は全く発電できませんし、くもりや雨の日は微量にしか発電しません。
▼メンテナンスの必要性
太陽光発電所は、エンジンで例えるとモーターのような駆動部分が無いので長期的に発電を継続できる特性があります。
しかし野ざらし雨ざらしで設置しているので、地震や台風・落雷など様々な原因で故障してしまう可能性があります。
ざっと太陽光発電のメリットデメリットを挙げてみました。
上記以外にもたくさんのメリットやデメリットがあるので、興味を持たれた方はぜひ調べてみてください。