今回は前回に引き続き偽のシュミレーションを見破るポイントはどのようなものがあるのかご紹介させていただきます。
※本記事は前回の続きになりますので、よろしければ下記リンクから合わせて読んでいただければ幸いです。
記事:偽のシュミレーションを見破るにはどうすればいいのか?①
〇偽のシュミレーションを見破るポイントとは!?
・温度上昇による発電ロスを考慮しているか
実は太陽光パネルは熱に弱いという特徴があります。ですので、真夏の気温が高い所だと発電ロスが発生してしまうというリスクがあります。これはメーカーにもよるかとおもうのですが太陽光発電システムの出力基準は太陽光パネルの温度が25度と想定した数値で、温度が1度上がるごとに出力が約0.4%低下するそうです。パネルの表面温度は外気温の約2倍ほどにもなりますので例えば外気温が30度であった場合14%ほどのロスが発生することが考えられます。ですので、この温度上昇から見られる発電ロスがシュミレーションでは考慮されているのか見ておきましょう。
・出力抑制を考慮しているか
関東・中部・関西を除くエリアで50kW以上の太陽光発電をするとなった場合はこの出力抑制のリスクを考慮する必要があります。出力抑制とは、電力の需要と供給を保つ必要があるのですが、このバランスを保つために電力の需要が無かった場合、電力会社の電気の買取をストップします。これが出力抑制なのですが、これが起きてしまうことで利益が一時的に得ることが出来なくなってしまいますので、良心的な業者であればシュミレーションでもそういったところを考慮してくれていることが多いです。
以上、偽のシュミレーションを見破るポイントについてご紹介させていただきました。多くの業者は良心的で現実的なシュミレーションを出してくれますが、稀にかなり水増しをする業者もおりますので、少しシュミレーション結果に疑問を感じたら今回の記事を参考にしていただければ幸いです。
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