太陽光発電は固定価格買取制度を利用して投資をするという方がほとんどかと思います。そんな固定価格買取期間である20年という長期間での投資になりますので、どうしても発電所の近隣の方との付き合いは必要になってくる可能性は高くなってくるかと思います。ですので、太陽光投資をしていく上で近所との付き合いをするとなった場合は、配慮は考えておいた方がいいかと思います。そこをおざなりにしてしまうことで将来的には訴訟にまで発展してしまう可能性もございますので注意したいところです。
今回はそんなご近所トラブルに発展しない為に注意しておきたい点を何点かご紹介させていただきます。
〇ご近所トラブルを避ける為に注意しておきたいところ
・雑草は放置しない
まず、雑草が生えていることで近隣に迷惑が掛かってしまう可能性が出てきます。単純に雑草が伸びてしまうことで太陽光パネルに影が出来てしまい発電量が低下してしまいますし、故障の原因にもなってしまいます。
では、なぜ雑草が伸びてしまうことで近隣に迷惑が掛かってきてしまうのでしょうか。答えは「害虫・害獣」の発生と言われております。周囲が住宅であった場合はもちろん迷惑をかけることになりますが、農地であった場合、経済的被害へとつながってしまう可能性もあります。
ですので、まずは雑草が生えないように除草剤を撒いたり草刈りを定期的に行うなど対処をしていかなければなりません。
・除草対策をする際の近隣への配慮
上記のように雑草が伸び切ってしまうことで近隣とのトラブルになってしまう可能性は高いですが、除草対策の方法でもトラブルになりかねません。それが除草剤の成分が雨などで隣地に流れ込んでしまうという危険性があるという点です。そうなると隣地が仮に農地であった場合、作物へのダメージを与えかねませんのでトラブルにつながってしまう可能性は高いです。このように、リスクを想定せず除草対策を行うことによってトラブルにつながってしまう可能性がございますので、注意をしておく必要があるかと思います。