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基礎知識・コラム

2021/03/22

COP会議と日本のエネルギー問題について

基礎知識・コラム

太陽光投資を行っていく上でCOPのことについてはあまり触れることはないかもしれません。ですが、日本が今世界からエネルギー問題でどのようにみられているのかを見ていく上では重要なところになってきますので、今回はCOP会議と日本のエネルギー問題について触れていこうと思います。

○COPとは??

まず、COPとは「締約国会議」のことで、国連気候変動枠組条約(UNFCCC)の締約国による「国連気候変動枠組条約締約国会議」のことを指します。つまりCOPは、地球温暖化をはじめとする環境問題への対処をどうするか話し合うための会議のことを言います。

○COP25で話し合われた内容について

このCOP25の25については25回目に行われたということになります。話し合われた内容については以下の通りです。

・2030年の温室効果ガス排出削減目標の見直し

パリ協定で、「世界の平均気温上昇幅を産業革命前と比べて2℃未満を目指し、さらに1.5℃未満の達成に向けて努力する」となっていたのですが、各国の2030年のCO2削減目標を合わせても2℃達成が困難ということや「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」から、地球温暖化による影響を最小限にするには5℃を目指すべきとの報告書が公表されたといった事情からCOP25では2030年の削減目標をさらに引き上げるべきではないかとの話し合いが行われ、結果としては「削減目標の見直しを推奨する」となりました。

○COP25で日本に与えられた不名誉な賞「化石賞」

この化石賞とはCOPに参加している「気候変動アクションネットワーク」が地球温暖化対策に消極的な政府に対して贈っている不名誉な賞となっております。このような事態を受け現在「脱炭素社会」に向け動いていくところでもあります。

余談ですが、この脱炭素社会に向けた政策で太陽光投資にも関わるところが出てくる可能性がございますので、その点はチェックしておいた方が良さそうです。

このように日本のエネルギー問題は世界から見るとあまり良くないように見られております。逆にとれば、再生可能エネルギー発電を導入した企業はイメージアップにつながる可能性もございますので、積極的に導入を検討してみてもいいかと思います。

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