太陽光発電によってできた電力を自家消費をしていく上で逆潮流は絶対に起きてはいけません。そのため自家消費についてしっかり理解をしておいた方がいいでしょう。
○逆潮流とは??
通常、電力は送電事業者から需要家に向けて流れていくのですが、この逆の事象を逆潮流と言います。具体的にどういったところで行われているのかというと、「売電」です。売電は、需要家から、送電事業者に流すことで売電されますので、逆潮流が起きているということです。
この逆潮流によってどのような問題が生まれてしまうのか?ご紹介いたします。
○逆潮流によって起きる問題とは??
・発電損失
逆潮流が発生すると、逆電力継電器が作動しますので、パワコンが停止してしまいます。そうなると発電しなくなってしまいますので、発電機会の損失につながってしまいます。ちなみに、逆電力継電器は設置が義務付けられております。
・機器の故障
上記と内容が重複しますが、逆潮流が起きると、パワコンが停止してしまいます。パワコンをはじめ、太陽光発電所には精密機器がございますので、機器の故障につながってしまいます。
・感電事故のリスク
逆潮流によって停電が発生してしまった際は、配電線の遮断器によって、一部の配電線が電力系統から物理的に切断されます。この時、そこに連系されている太陽光発電システムが発電を継続してしまうと、電力系統へ太陽光発電システムから電圧が印加されます。保守点検者がこの電圧印加に気付かず、停電により無電圧であると勘違いして配電線に触れてしまうと、感電するリスクが高いです。
このように逆潮流が起きてしまうことで、さまざまなリスクを生み出してしまいます。ですので、自家消費をする場合はしっかり対策をして、リスクの無いようにしていただければと思います。
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