太陽光発電事業を始めたいと思っている方の中で、投資目的で始めたいと思っている方が多いのではないでしょうか。
今回は土地付き太陽光発電の分譲型について書いていきます。
■太陽光は投資向きか
単純に向いているか向いていないかでいえば、向いています。
太陽光発電事業にも他の投資対象と同じくメリットやデメリットがあります。
ただ収益の安定性については他の投資対象と比較するとかなり優れた部類に入ります。
株やFXなどは太陽光や不動産のような多額の初期投資なしで始められ、収益も大きくなることがあります。
しかし多額の損失を出す可能性もあり、収益の安定性には欠きます。
不動産投資ではマンションなどを1棟買うとなると初期費用が高くなりますが、1部屋からでも始めることができますし、中古で販売することも可能です。
ただ入居者が入らなければ維持管理費がかかっていくだけになるという側面も持ち合わせています。
最近増加傾向にあるコインパーキングやコインランドリーなども、ライバル店との競合リスクは避けられません。
■太陽光が人気の理由
大手企業や個人など、さまざまな人が太陽光発電事業に参入してきています。
太陽光がなぜこれほどまで盛り上がっているかというと
・利回りが高い(10%前後)
・収益が比較的安定している(国の制度で保証されている)
・融資をしてくれる会社が増えてきた
・節税効果が期待できる
などの点が挙げられます。
投資や事業として利益を追求していくなら、発電所を建設できる広い土地が必要ですし、土地を所有していても日照時間や土地形状など事業に適していないといけません。
■土地付き・分譲型
土地付き太陽光発電は、土地と発電システムがセットになったものが販売されているので自身で土地を所有していなくても始めることが可能です。
分譲型とは、大規模な発電所を50kW以下の低圧に分割して販売するものです。
高圧で必要になる手続きや費用が不要で人気ですが、平成26年度から禁止になりました。
また平成29年度から法改正に伴い、多くの認定が失効される可能性が出てきたので、気に入った物件を見つけたら慎重かつ迅速に検討しましょう。