投資はまず大前提として、絶対に失敗しない保証はありませんし、絶対に成功する保証もありません。
成功するか失敗するかも分からないのでは、いわゆるギャンブルと何が違うのか、と思うかもしれませんね。
そこがポイントなのです!
似ているようで全然違う、投資とギャンブルの違いについて今回の記事で書いていきます。
■ポイントその1、投資とギャンブルの違い
投資とは
「利益を得る目的で、事業・不動産・証券などに資金を投下すること。
転じて、その将来を見込んで金銭や力をつぎ込むこと。」
です。
元本の保全は投資において非常に大事なことで、とにかく損失を嫌い、損失に対する厳しい姿勢がなければとても成功するものではありません。
いかに損失を出さずに利益を追求できるか、これが投資の第一歩だといえます。
対してギャンブル(博打)とは
「偶然の成功を狙ってする危険な試み。」
です。
つまり、損失に対する姿勢の違いが投資とギャンブルの境界線なのです。
株価が上がるか下がるかを博打のように考え、「収支としてプラスになればラッキーだな」と思いながら株式投資やFXをやることは、投資ではなくギャンブルです。
ギャンブルのように投資を行う人は、損失を許容せずに投資を行っている人よりも損失が多いことがほとんどです。
損失を嫌いながら投資を行う人を前者、ギャンブルの様に投資を行う人を後者とします。
まず株式を売買する時には手数料が発生します(手数料の金額は証券会社や売買金額によって様々です)。
前者は情報を収集し、タイミングを見極めて取引を行うのに比べて、後者は闇雲に投資をするため取引回数が多い傾向にあります。
つまり、前者より手数料の負担が大きいため、結果として利益を減少させることにつながります。
もちろん投資を長く続けている人の中に、1回も損失を経験したことのない人はいないと思います。
損失を嫌いながら利益を追求していくことが、投資で失敗するリスクを最大限回避する方法なのかもしれませんね。