長期的な投資としてよく出てくるのが「太陽光投資」と「不動産投資」です。今回はそんな太陽光投資と不動産投資どちらが将来性があるのか今回は記事にさせていただきます。
まず、太陽光投資、不動産投資それぞれのメリットについて見ていきましょう。
○太陽光投資のメリット
・安定性がある
太陽光投資は多くの場合、FITの売電事業になってくるかと思うのですが、その場合20年間の電力買取が約束されておりますので、日が照っている期間であれば基本は収益を出すことが可能となっております。
・表面利回りが高い
太陽光投資は利回りが高く10%前後とも言われております。FITによる売電単価が下がっているという現状ではありますが、発電設備も導入費用が抑えられてきておりますので利回りもそこまで変化する可能性は少ないと見ることが可能かと思います。
○不動産投資のメリット
・安定性がある
不動産投資に関しても安定性はあると言われております。利回りは4%で、もし融資を受けている場合はローン返済が完了した際安定した収入源となります。
・物件に問題がなければずっと投資ができる
太陽光投資は20年間といった限られた期間であることに対して不動産投資は物件に問題がなければずっと投資をすることが可能ですので長期間の投資が可能となっております。
次は、それぞれのデメリットについてみていきましょう。
○太陽光投資のデメリット
・売電単価が年々減少している
FITによる売電単価は年々減少しており、利回りに関しては上記のように問題はないかと思うのですが、少々節約をしなければ運用が難しくなる可能性が今後出てくる可能性は考えられるかと思います。
・期間が限られている
上記のように不動産投資はずっと投資ができるのに対し太陽光投資は20年間の運用となるのでその限られた期間でどのように運用していくのかが大事になってきます。
○不動産投資のデメリット
・空室リスクがある
不動産投資の場合、空室リスクがありますので太陽光投資と比べると安定した収益を見込づらくはなってきます。もし、空室が続いてしまうと自分の財産を切り崩して管理をして行かなければならない場面が出てくるのでそういったリスクは想定して行かなければなりません。
・すぐに収益を上げることが難しい
不動産投資の場合、都心部でも利回りが4~5%ということもあり、太陽光投資と比べすぐに収益まで持っていくということは難しいかと思います。
以上、太陽光投資のメリットとデメリットについてみていきました。結論、将来性としてはどちらもあるとみていいかと思います。ただ、20年間という期間で確実に収益をあげたい場合は「太陽光投資、長い目を見て運用し収益をコツコツあげたい場合は「不動産投資」と見ていけばいいと私は考えます。