太陽光発電投資と言われるものが始まってから来年で10年が経とうとしており、多くの投資家が今でも投資をしております。そんな中で、太陽光投資に関する締め付けも厳しくなってきており、特に未稼動の案件に関しての処分が目立つようになってきました。
ですが、そもそもなぜ未稼動案件は発生してしまうのか?早く始めて初期費用分の費用を早めに回収した方が良さそうには見えますよね?こういった未稼動にしてしまう理由はしっかりございます。今回はそんな太陽光未稼働案件がなぜ出てきてしまうのかについてご紹介させていただきます。
○太陽光未稼動案件はなぜ出てきてしまうのか?
1.売電単価と設置費用のからくりを利用する事業者の方がいた
以前のFITは、売電価格が認定日から時間がたっても低下する事はありませんでした。一方、設置費用は年々低下し続けていますので、売電価格が高い時に接続契約した案件を、設備費用が安くなってから稼働させることにより、設置費用の値下げ分を利益として得る事ができる状況だったというわけです。
ですが、2018年のFIT改正法では、事業主の方にとって未稼働の状態が長いほど、デメリットのほうが大きくなる仕組みに変わったので、上記のようなことははほぼなくなるでしょう。
2.融資が下りず、資金繰りで難航している
権利を取得したはいいものの、 融資が降りずに資金繰りに問題が生じてしまうと、未稼働になっている事業主の方も少なくありません。
3.工事業者の対応遅れ
・工事開始(着工)が遅れているという場合もございます。太陽光発電の需要は高く、現場は常に逼迫している状態ですので、なかなかスピーディに施工が進まない事があります。 この様な場合は、施工業者に遅れている理由を聞いてみましょう。
このように未稼動案件は意図的に行っているものもあれば意図せずなってしまっているものまで様々です。もし、意図せず未稼動になってしまっている場合は権利の売却をすることをおすすめいたします。
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