太陽光投資を始めて行うと言う方は低圧と高圧どちらがいいのかと言うところは気になるのではないでしょうか。2021年の現状から言うと低圧の方が注目されております。理由としては、高圧では低圧にかからない費用である「電気主任技術者による定期点検費用」や「キュービクル費用」「電力会社との接続検討費用」が発生します。ですが、高圧は低圧よりも発電量が多いので結局、高圧連系をしたほうが利益は大きくなるのではないかと気になるところではあります。
今回は低圧連系と高圧連系は結局20年後どちらが利益が大きいのかシュミレーションしてみようかと思います。
○低圧連系と高圧連系はどちらの利益が大きい?
まずは低圧連系と高圧連系それぞれかかるおおよその費用を見ていきましょう。
・低圧連系
設置費用:約1490万円
キュービクル:必要なし
電気主任技術者による定期点検費用:必要なし
電力会社との接続検討費用:必要なし
合計 約1490万円
・高圧連系
設置費用:約1503万円
キュービクル:約100万円
電気主任技術者による定期点検費用:24万円(月2万支払い計算)
電力会社との接続検討費用:約21万円
合計 約1648万円
この段階で約158万円の開きが出てしまいます。
では20年後どのようになるのでしょうか?
※売電単価36円で計算
・低圧(49.98kW)の場合
年間発電量:49,980kWh
年間売電収入:1,799,280円
20年後:35,985,600円
利益:21,085,600円
・高圧(50.1kW)の場合
年間発電量:50,100kWh
年間売電収入:1,803,600円
20年後:36,072,000円
利益:19,592,000円
上記を見ていただければわかると通り、低圧の方が約150万ほど利益が大きいことがわかります。今回は設置容量が近いものを例に挙げましたので設置容量が上がれば上がるほど、高圧の方が利益が大きくなる場合がございますので、高圧での投資ももちろんおすすめです。ですが、低圧では高圧でかかる費用がないと考えれば投資としては有利と見ることができるかもしれませんね。
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