前回の記事で太陽光発電システムについて紹介する際に基本用語として「モジュール」「パワーコンディショナー」といった名称が出てきました。
今回は基本用語で重要なものを完結ではありますがまとめてみました。
太陽光発電設備を購入する際、より条件の良い案件を選び抜くためにもこれらは覚えておいて損はないと思います。
【セル】太陽電池における最小の単位になります。
【モジュール】セルを複数枚集合させ、配列させたものです。一般的には太陽電池パネル、ソーラーパネルと呼ばれます。
【アレイ】モジュールを複数枚集合させ、配列させたものです。
【パワーコンディショナー】太陽電池で発電された直流電力を、交流電力に変換する装置です。
【接続箱】太陽電池からの直流配線を一本にまとめてパワーコンディショナーに送る装置です。
【分電盤】家の中の各配線に電気を分けるための装置です。
【電力量計】電力会社から買った電力や、電力会社に売った電力の量を計量する装置です。
【表示装置】発電の電力量や日射量、電力の使用量などを表示する装置です。
【蓄電池】発電した電力を貯蔵しておく装置になります、夜間、災害時に系統が停電した場合でも電力を使用することができます。
【系統連系】発電システムを電力会社の電力網に接続することを指します。
【逆潮流】系統連系した自家発電システムから、電力会社の配電線へ電力が流れることをいいます。
【公称最大出力】JIS規格に基づくモジュール1枚あたりの最大出力です。
【太陽電池のシステム容量】モジュールの交渉最大出力の合計値を指します。
【発電出力】単位時間あたりの発電エネルギー量で、主に「kw」を単位として利用します。
【発電量】月単位、年単位での、ある期間内での発電したエネルギー量を指します。単位は「kwh」を用います。
【変換効率】太陽電池が受け取った光エネルギーを電力エネルギーに変換する割合です。セル単位での変換効率と、モジュール単位での変換効率があります。
上記の基本用語は太陽光発電投資案件を調べる上で頻出するものになります。必ず覚えておくようにしましょう。