太陽光投資と言えば固定価格買取制度により電力会社に売電することで収入を得るということで制定された2012年以降の約7年間続いてきましたが、先日経産省によりこの固定価格買取制度の終了を検討しているということが発表されました。これは、これから設備認定する分の設備は固定価格買取の対象外となるということになります。つまり、引き続き固定価格での買取を希望される方は中古太陽光物件ですと大丈夫というわけです。
ですが、中古太陽光でもFIT期間が終了すると売電システムはどうなるの?と疑問に持たれる方も多いかと思います。今回はそこを軸として記事とさせていただこうかと思います。
〇FIT期間とは
FIT期間とは何なのかというところにまずなってくるのですが、FIT(固定価格買取制度)は上記にもあります2012年7月に制定されました。この固定価格買取制度とは設備認定から20年間国が固定価格で買い取りをしてくれるという制度で太陽光投資はその売電収入を得ることで生計を立てることが出来ておりました。FIT期間とはその買取をしてくれる期間のことを差しており固定価格買取制度が終了した後も恐らく今まで認定を受けた設備では引き続きこの期間固定価格で買い取ってくれるかと思います。
〇中古太陽光は買取期間に注意!!!
中古太陽光の場合は買取期間が通常より短くなってしまいます。理由として上記にもあります通り設備認定を受けてから20年になりますので認定受けてからの期間は中古太陽光の場合無くなってしまいます。つまり残りの十数年で初期投資分を回収しなければいけません。
こうなるとFIT期間終了後は固定価格で買い取ってくれるのかというところが気になってくるかと思います。ここに関しては明確にはわかりませんが恐らく難しいかと思います。現在経産省が検討している入札制度に切り替えるか自家発電に切り替えるかのどちらかになってくるかと思います。
当サイト掲載の物件には実際の利回りも掲載しております。
投資として安全に収益を出すためにもぜひ一度ご検討ください。