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基礎知識・コラム

2020/11/14

太陽光設備の廃棄費用って実際どうなの?

基礎知識・コラム

FITでの太陽光投資は20年間という限られた期間内で投資をすることとなります。ここで気になるのが20年後はどうなるのか?ここに関してはまだ実際に直面していないので誰もわかりません。そのまま投資を継続できる制度が新たに出てくるかもしれませんし、投資をやめざるをえなくなるかもしれません。

もし、投資が終了した場合、太陽光設備の廃棄をすることになってくるかと思います。今回は太陽光設備の廃棄費用は実際どのようになっていくのかご紹介させていただきます。

○パネルを処分しないといけなくなる場面とは??

・自然災害による故障

太陽光投資を行う際はこの自然災害へのリスクは考えておいた方がいいでしょう。わかりやすいところで言うと台風です。強風でパネルが吹き飛ばされてしまう可能性がありますし、石などの硬いものがパネルに当たると割れてしまいますのでこういったリスクは考えておかなければなりません。

・太陽光設備の故障

太陽光設備の中には寿命が短いものもありパワコンは精密機械ですので20年持つ可能性の方が少ないです。パワコンは特にないと運用ができませんので交換もしくは廃棄する必要が出てきます。

○パネルは自分で処分できないことも!?

太陽光パネルはそれぞれ種類が異なっております。その種類によっては有害な物質を放出する可能性がありますので、場合によっては業者に引き取ってもらったり、産廃として処分をする必要があります。

○廃棄費用はいくら?

パネルの廃棄費用にかかる費用は「人件費」・「運搬費」・「処分費」と言われております。産業用太陽光の場合は1kWあたり2万円と言われており、低圧の場合は50kW未満ですので多くて98万といった計算になります。

こういった経費も発生しますので太陽光投資をする際はランニングコストとしてこの廃棄費用は組み込んでおいた方がいいと考えられます。

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