企業が設備投資を行う手段の1つとして「太陽光投資」がございます。この設備の種類に応じて耐用年数が決まっているのですが、その費用を毎年少しずつ経費として計上していく「減価償却」という方法があり、その減価償却の中にも「即時償却」や「特別償却」と言う方法がございます。この特別償却・即時償却を、上手く活用することで大きな節税効果を生むことが可能です。そこで今回は「即時償却」「特別償却」はどのような方法なのか見ていこうと思います。
○まず、減価償却とは??
法定耐用年数に応じて設備費用を分割し、毎年同じ金額を計上する方法を減価償却と言います。企業や投資家が設備投資等を行う際はこの減価償却という方法を使うことになりますので、覚えておきましょう!
○即時償却とは??特別償却とは??
それでは早速、即時償却と特別償却について見ていきましょう!
・即時償却:設備投資の初年度に設備投資費用の全額を経費として計上できる
・特別償却:設備投資の初年度のみ、通常の減価償却費に設備費用の30%をプラスして経費を計上できる
以上が、即時償却や特別償却の内容になります。では、具体的に見ていきましょう。
投資家が1,000万円で太陽光設備(法耐用年数17年)を購入した場合
・減価償却の場合:1,000万円÷17年=約59万円(定額法を適用)
・即時償却の場合:初年度に1,000万円を計上
・特別償却の場合:初年度に減価償却費59万円+1,000万円×30%=359万円を計上
このようになります。即時償却や特別償却を利用することで、初年度の大きな節税へとつながります。ただ、現状太陽光投資で使えることのできる事例は少ないです。今後出てくる可能性も低いですが、情報をチェックしておきたいところでもあります。
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