太陽光投資をしていくにあたって設備費用を経費として落としていくには減価償却をしていくことになります。そんな減価償却の中でも「即時償却」と「特別償却」という方法がございます。この2つとも初年度に大きな節税効果を生むことができますので、投資家の間では可能であればしたい方法になってきます。ですが、そんな「即時償却」と「特別償却」にはメリットとデメリットがございます。今回はそこに注目してご紹介させていただきます。
○即時償却と特別償却のメリットについて
ではまず、即時償却と特別償却のメリットについてご紹介いたします。
・即時償却のメリット:初年度に大きな節税効果が得ることができる
初年度に設備費用の100%を経費として計上できるため、利益が多く出た年に合わせて即時償却を行うと高い節税効果を得ることが可能となります。
・特別償却のメリット:適用年度を1年繰り越すことができる。設備投資の翌年の税金を減らすことができる
特別償却は適用年度をずらすことができるため、会社が赤字のときは次年度に計上するといった使い方が可能です。
○即時償却と特別償却のデメリットについて
では、次に即時償却と特別償却のデメリットについてみていきましょう。
・即時償却のデメリット:翌年度以降は経費として計上できない。利益の多い年に合わせて設備投資をする必要がある。
即時償却は初年度にしか経費計上ができないため、翌年以降に経費を計上したくてもすることができません。ですので、利益の多い年に合わせて設備投資をしていかなければならないという欠点がございます。
・特別償却のデメリット:適用年度をずらすと会計処理が複雑になる
適用年度を繰り越すことで経理上難しくなってしまうのが特別償却の欠点と言えるかもしれません。
以上が即時償却と特別償却のメリットデメリットになります。節税目的で設備投資を行う場合はリスクもしっかり考慮した上で投資を行いましょう。
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