太陽光発電事業に参入してみたい、太陽光発電への投資を行いたい、さまざまな希望がありながらも手元にキャッシュが無いために踏みとどまっている方も多いと思います。
今回の記事では太陽光発電への融資について調べてみました。
■主な融資先
太陽光発電システムを購入するためにお金を借りる際、主な融資先は以下の3つになります。
公的金融機関
公的金融機関とは、公共的な目標達成を目的とした金融機関のことをいいます。
政策金融機関、特殊法人、独立行政法人などがありますが、有名なのは日本政策金融公庫です。
公的金融機関では一般的に、金利や連帯保証人、融資期間や審査基準などの借り入れ条件が、銀行などの民間金融機関に比べて借りやすくなっています。
その分詳細な事業計画書や返済計画書が必要になるので手続きは少々煩雑かもしれません。
民間金融機関
民間金融機関は民間資本により運営される民間の金融機関のことで、普通銀行や長期金融機関、中小企業金融専門機関などがあり、ここでは特に銀行のことを指します。
金利は日本政策金融公庫よりも高めに設定されていますが、全体的にみると安い部類に入ると思います。
手続や審査などに多少時間を要しますので、余裕をもって取り組みましょう。
ソーラーローン
ソーラーローンとは太陽光発電システムの普及・拡大を目的として、年利の引き下げなどの優遇条件が用意されたものです。
提供している金融機関として主に地方銀行や信用金庫、カード会社があります。
特徴としては、無担保・保証人なしで融資を受けることができます。
その分金利は上の2つに比べて高めに設定されています。
太陽光発電事業や投資への最初の課題となるのが資金調達だと思います。
屋根に設置する太陽光発電システムよりも遥かに初期費用が必要になりますし、支払い総額も高いです。
資金調達で躓いて参入できない、なんてことにならないように、融資を受ける際は細心の注意を払って無理のない返済プランで借りましょう。