太陽光発電を始めてみたいけど資金調達が難しくて躊躇している方々へ向けて、前回の記事で主な融資先について書きました。
今回の記事では、融資を受ける際の注意点を調べてみました。
主に10kW以上の産業用と呼ばれる太陽光発電システムを導入したい方向けです。
■融資を受ける際に気を付ける点
融資を受けるということは借金をするということです。
高額になればなるほど慎重に検討を進めなければいけません。
融資を受ける際に特に注意しておきたい点は以下の5つです。
1.金利+?
金利はどこから融資を受けるかで変わってきます。
さらに金利とは別で保証料や担保設定費用などの諸費用がかかる場合があるので、細かい点まで確認しておきたいです。
2.手続きに要する時間
融資は借りたい時にすぐ借りれるものではありません。
どこから融資を受けるかによって手続きの手順やかかる時間が変わってくるので、時間に余裕を持って取り組まなければいけません。
3.審査に通るか
融資を受けたくて手続きを行っても、審査に通らなければ融資を受けることはできません。
ソーラーローンは日本政策金融公庫や銀行に比べて審査に通りやすい反面、金利が高めに設定されているので一長一短です。
4.据置期間を活用する
据置期間とは、元金の返済開始日を遅らせることができる期間です。
融資には返済期限が定められており、融資を受けた翌日から元金+金利で返済が始まるのですが、据置期間で元金の返済開始を遅らせている間は金利の返済のみになります。
太陽光発電は設置完了後すぐに稼働を開始できるわけではないので、太陽光に関しては据置期間を有効に活用するのが望ましいです。
5.担保設定・保証人
金額が大きくなればなるほど、融資を受けるには担保や保証人が必要になります。
誰に頼むか、何を担保にするか、慎重に決めましょう。
太陽光発電設備を設置する土地自体は担保価値が低い場合が多く、別の土地や建物、有価証券など確実に担保になりそうなものを準備しておけたら安心ですね。