太陽光設備を設置していく上でやはり土地をどこにしようと悩む方も多いかと思います。設置前ですとやはりその場の気温や天候など気になる点は多いですよね。その際に、北の地域で太陽光発電はできるのかなと気になったことはないでしょうか。ということで今回はそこに触れてみようかと思います。
○北の地域には北の地域の強みがある。(例:北海道)
北海道で設備を設置したら日射量確保できるの?という疑問が湧いてくるかと思います。結論から申し上げますと場所にもよりますがそこまで問題はないかと思います。そして、北海道には北海道の強みがございます。それが北海道では梅雨がないという事です。意外にもご存知ない方が多いようですね。やはり太陽光発電で一番頭を悩ませるのが梅雨時期になります。理由としてはお察しでしょうが晴れの日が少ない為発電量が下がってしまうことにあります。そんな梅雨時期も北海道では発電してくれます。
そして、夏場では気温が本州や九州などと比べ低いということもあり発電効率が上がるともいわれております。これもまた「気温が低いのに発電するの?」となりそうですね!実はパネルの出力の最適温度は25℃となっております。発電する上で気温が上がりすぎても良くないというわけです。
○雪は大丈夫?
「夏場は大丈夫みたいだけど冬場は大丈夫なの?雪がパネルに積もらないの?」
こういった疑問が浮かんで来るかと思います。
確かに、雪がパネルの上に積もってしまうと発電量は下がってしまいます。心配要素になるのも無理はありませんが、ここに関しても、対策は打たれている様です。
また北海道にはなるのですが、北海道では架台の高さを高くして、通常より角度をとり自然と雪が滑り落ち積もりにくいよう工夫してあるそうです。
今回は主に北海道を例にあげましたが、北の地方でも太陽光投資はあながち難しくはないと私は考えます。梅雨もなければ雪対策も打たれており安定した発電量を確保できれば投資としても成立させることは可能です。