昨日は太陽光投資詐欺の被害パターンと回避策をご紹介させていただきましたが、今回は詐欺ではないが、騙されたと思ってしまうパターンをいくつかご紹介させていただきます。
前回の記事:太陽光投資の被害パターンと回避策 (詐欺)
〇騙されたと思ってしまうパターン
・詐欺ではなく業者が倒産してしまう
2012年の固定価格買取制度ができてから、年々売電価格が下がり続けていると同時に太陽光業者の倒産件数も増えてしまっております。こういうこともあり、財務的に厳しい業者に依頼をすると施工中に倒産してしまうなんてことが出てきてしまうので、契約をする前になるべくその会社の状況を見ておくことも大事になってくるかと思います。
・施工業者の工事が雑で、売電ロスが発生する。
こちらも意図してでのものではありませんが、施工後にミスが発覚し売電ロスが発生してしまったという事案も中にはあるようです。事案の例としては地盤の悪い所に太陽光パネルを設置し傾いてしまう・ブレーカーボックスに隙間が出来ており中で鳥の巣が出来てしまうといったようなものもあったようですので施工を任せても大丈夫な業者なのかというところを見極めるのも重要になってきます。
以上、詐欺ではないが騙されたと感じてしまうことでした。
これらはどうすれば回避することが出来るのでしょうか。
〇販売業者・施工業者について入念に調べる
前回、今回にも共通する点として販売業者や施工業者について調べておくことは非常に重要になってきます。何も考えずに1社に絞り契約を行うことで詐欺もしくは売電ロスが発生してしまう危険性が高まりますので契約をする際は販売業者もしくは施工業者について調べておいた方がいいでしょう。
〇施工業者の実績・契約内容をしっかりチェックする
上記と少しかぶる点はございますが、ここに関しても入念にチェックしておいた方がいいでしょう。2012年からFIT法ができ多くの施工業者は実績を積んできているかと思います。施工実績を確認することで施工ミスするかしないかはある程度分かるかと思いますので事前に把握しておいてもいいでしょう。