先日からの記事にも書かせていただいております通り、経産省が従来のFIT制度を終了するとのことで現在検討されているそうです。2012年にFIT法(固定価格買取制度)が出てきて以降、太陽光投資が安定的に収入を得ることが出来るということで人気を集めておりましたが今回それが終了するということで投資家たちの中でも不安の声が集まってきております。当記事では従来導入されておりましたFIT制度の魅力と今後導入が検討されると噂されているFIP制度の魅力についてご紹介させていただきます。
〇従来のFIT制度の魅力
冒頭にも述べた通り2012年にFIT法ができ固定価格で20年間電力を国が買い取ってくれるということで注目を集めるようになりました。始まった当初は売電単価は高かったのですが、今年2019年では売電単価が14円/kWh(産業用太陽光の場合)まで落ち込んでしまっておりました。ですが、売電価格が下がると共に、太陽光物件の価格も下がっておりますので売電価格が下がっても利益としてはそこまで差が出ることはありませんでした。このように初期投資額の低下により投資に手を出しやすい状況になりました。また、FIT制度の魅力としては初期投資額の低下のみではありません。「利回り」も注目すべきポイントです。FIT制度の場合、年間の利回りが「10%前後」ということもあり初期投資分が約10年で消化できる計算になります。このようにFITでは安定して収益を上げることが出来ますので投資対象となっておりました。
〇FIP制度の魅力
FIP制度とは「Feed In Premium」の略で、これは太陽光発電所で生成した電力を自ら販売先を見つけるか電気卸市場に販売するかどちらかになると言われております。FIP制度の魅力として、交渉次第ではかなりの収益を出すことが可能です。現在、物件も安くで手に入りますので物件の価格自体に変更がなければ利回りはかなり高い数字になるかと思います。卸市場に販売する場合も卸市場での相場が高ければかなり高い利回りで投資をすることが可能です。
以上、FIT制度とFIP制度それぞれの魅力についてまとめさせていただきました。それぞれ魅力的な所は持っておりますが、投資の安定性を見るとどうしてもFITの方が魅力ではないかと考えられます。
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