現在日本が推進している事業の1つとして挙げられるのが再生可能エネルギー事業になります。全世界における温室効果ガスの排出量の約60%はエネルギーと言われておりその対策案として温室効果ガスの出ない太陽光や風力、水熱といった再生可能エネルギーの割合を拡大することが望まれています。
〇再生可能エネルギーにおける課題
世界の発電量における再生可能エネルギーの割合は約27%で日本での発電量における再生可能エネルギーの割合は約16%と言われております。このように再生可能エネルギーの割合は日本だけではなく世界的にも低いと言ってもいいかと思います。日本政府は2030年までにこれを22%~24%までに引き上げる目標を設定しています。
〇持続可能な開発目標(SDGs)
2015年9月の国連サミットにて採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標がこの持続可能な開発目標、通称SDGsになります。
その目標の7項目目に「安価で、信頼でき、持続可能で現代的なエネルギーへのアクセスをすべての人々に確保する」というものがあります。つまりこの7項目目で中心な役割となってくるのが再生可能エネルギーになってきます。
このように再生可能エネルギーは国際的にも推進されており、もっと普及してくると考えられます。
〇日本で再生可能エネルギー普及していく上の問題点
・発電コストの低限
日本の太陽光発電は世界的に見ても倍のコストがかかっていると言われております。これからコストカットしていくための研究開発や制度の見直しを必要とされています。
・電力の安定供給
再生可能エネルギーを推進していく上で電力の需要と供給のバランスをとっていく必要があります。太陽光発電や風力発電の場合、天候によって左右されますので電力を安定して供給させるために調整する必要があります。
このような問題点を解決しつつ企業もしくは個人でも再生可能エネルギーの事業をしていくことで社会への貢献度も上がっていきますので太陽光投資を前向きに検討してみてはいかがでしょうか。