昨日もご紹介させていただきましたが、近年爆発的に増えた太陽光設備なのですがFIT期間である20年後の2040年頃に大量の太陽光パネル不法投棄が出てしまうのではないかと考えられております。昨日の記事にて不法投棄が起こるとどういった問題が発生するのか。どう解決するべきかという内容を記しておりますのでもしよかったらこちらもご覧ください。
今回はその太陽光パネルの処分方法の1つ3Rについてご紹介させていただきます。
ご存知の方も多いかと思いますが3Rとは「Reduse(リデュース)・Reuse(リユース)・Recycle(リサイクル)」の3つからとって3Rとなっております。寿命を迎えた太陽光パネルも実は回収できる資源があります。それは、高性能なガラスや電子機器、銀などとされております。欧州ではこのリサイクルは義務付けられており、その中でもドイツは太陽光モジュールをメーカーが負担して回収しているそうです。
〇リユースして再販売
太陽光パネルをリユースして販売している企業が実は日本にもあります。その企業では太陽光パネルのメンテナンスやクリーニングも行い、故障の原因を特定する独自の技術を持っており、そういった技術を生かし使用したパネルを点検修理し再び中古品として再販売しております。このような流れが今でも出来上がっておりますので太陽光パネルのリユースはこれから出てくると考えられます。
〇太陽光パネルを衣料品に!
太陽光パネルをリサイクルする技術も今進んでおります。太陽光発電パネルや半導体の廃棄で発生するシリコンをケイ素繊維として再利用する技術が開発されているそうでスポーツウェアやダウンジャケットの中綿などの材料として再利用が可能になっているそうです。
このように、不要になった太陽光パネルは再利用させることが現段階でも可能です。もし、太陽光投資を行う方行っている方いらっしゃいましたら今一度FITが終了した後の太陽光パネルの処分方法を考え直してみてはいかがでしょうか。