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基礎知識・コラム

2022/02/11

FIPの収入算出方法は??

基礎知識・コラム

今年の4月よりFIP制度が本格的に導入されることになりました。このFIP以前にあった制度が「FIT制度」です。このFIT制度は発電した電力を固定価格で買い取っていたため算出方法はシンプルでわかりやすいものでございました。対してFIP制度の収入は少しわかりづらい面があるかと思いますので、今回はご説明できればと思います。

○FIPの収入算出方法は?

まず、FIP制度の収入は「売電した電気の価格+プレミアム」で算出することが可能です。

では、このプレミアムは「基準価格 – 参照価格」で算出することが可能です。1つずつ見ていきましょう。

・基準価格

基準価格はFITの単価のようなもので、通常必要と想定される費用等事情を勘定して定められているもので、「FIP価格」とも呼ばれております。FIP制度開始後しばらくはFIT制度の調達価格と同じ水準にすることになっているようで、2022年度はFIP入札対象外はkWhあたり10円で、FIP入札対象は入札で決まります。

・参照価格

参照価格とは市場取引によって電気を売った場合に期待できる収入のことで、市場価格の平均価格を基礎として、1ヶ月ごとに機械的に算定されます。太陽光で発電した電力には電力kWhの価値と、環境価値がありますが、卸電力市場で取引される「電力の価格」と非化石価値取引市場で取引される「環境価値の価格」の合計から、FIP開始当初に交付される「バランシングコスト」を引いた価格、これを期待収入とみなして「参照価格」としています。

以上が、FIPの収入の算出方法についてでした。FIP制度ではこのプレミアムが大きな肝となってきます。今後新規で導入される際は基本的にはFIPを利用することになるかと思います。しっかり内容を把握して取り組むようにしていきましょう。

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