前回の記事では、シャープ・京セラ・三菱電機の太陽光発電装置についてご紹介させていただきました。
他にも現在主流となっている太陽光発電装置をのメーカーは多いので今回も紹介致します。中古太陽光発電設備の購入を検討する際のご参考になれば幸いです。
パナソニックは太陽光電池の研究を1975年から開始し、セルの生産は地球約2周分の10億枚を超えています。また、モジュールは国際規格の試験だけでなく、20個以上の自社独自の試験があるなど、品質には細心の注意が払ってあります。
太陽光発電装置:太陽光電池モジュール・パワーコンディショナ・接続箱・分電盤・HEMS・蓄電システムなど
同社のモジュールはHIT(多接合シリコン)で、シリコンとアモルファスシリコンから生成されています。モジュールの最高変換効率は19.6%とトップクラスの発電量を誇ります。またHITの特性上、温度の上昇による発電効率の低下も抑えられるので、真夏の日射の強い時でもしっかり発電します。保証期間も無償で25年、周辺機器も15年がついています。
東芝の太陽電池モジュールは単結晶と多結晶型があり、最高変換効率は21.2%と世界トップを誇ります。また、セルのサイズが2種類あるので、組合わせて効率よくモジュールを設置することができます。
太陽光発電装置:太陽電池モジュール、パワーコンディショナー、接続箱、DC/DCコンバータ、蓄電池ユニットなど
太陽電池モジュールの保証は最長で25年、周辺機器は最長15年ついています。また、最も変換効率の低い多結晶セルも、4本バズバー電極やARコートで発電効率は増大させてあります。パワーコンディショナーの電力変換効率は96.5%を誇っています。
太陽電池モジュールは、実発電量の高いCIS太陽電池を使用しています。パネルが高温になったり、部分的な影ができた際に発電効率が落ちるのを抑えることのできる電池です。
太陽光発電装置:太陽電池モジュール、パワーコンディショナー、接続箱、屋内分電盤、電力量計、電力測定装置、蓄電池、情報収集装置、タブレットなど
パワーコンディショナーの電力変換効率は95.5%と高水準です。また、独自の厳しい試験をクリアしたパネルのみを使用しているので大変高品質です。
上記で触れたメーカー以外にも、国内の高品質な太陽光発電設備のメーカーは多くあります。
お目当の中古太陽光発電所がメーカーは何を使用しているのかはとても重要なので、まず調べるようにしましょう。